地盤改良・切削・ICT

●地盤改良工

リテラ工法

工法概要

自走式土質改良機「コマツリテラ」を用いて、土と固化材を撹拌し、ムラなく均一な強度の改良土にする工法です。建設発生土を現場内で所定の品質(強度)になるように土質改良するというニーズに応えるべく、固化材も多様な研究がなされています。環境問題が大きく取り上げられていく中で、リサイクルという考え方からも、これから一層、重要な位置を占めていきます。

リテラの土質改良の流れ

リテラのメリット

【自然破壊の防止と二次公害の解消】

  • 残土の不法投棄や新材採取による自然破壊を防止します。
  • 残土の発生量が少なくなるので、運搬用車両による騒音や渋滞などの交通公害問題が解消されます。

【現地での処理だから可能になった大幅コストダウン】

  • 建設発生土を現場内でリサイクルするので、残土の処分費、新規購入費を大幅に削減できます。
  • 固化材の添加量を自由に調節でき、より少量の添加量で従来の工法同様の改良強度を実現します。

【高性能土質改良機だから品質も確か】

  • 混合ムラもなく、固化材の減量化ができます。
  • あらゆる土に対応でき、プラント並の作業量で改良土を供給します。

●路面切削工

切削工法

工法概要

切削工法とは、舗装の延命を図る予防的修繕工法であり、アスファルト舗装の表面に連続的に凸凹が発生し、平坦性が極端に悪くなった場合などに、その部分を切削機により削り取り、路面の形状とすべり抵抗性を回復させる工法です。

ICT施工

GNSSを用いたICT対応型路面切削システム「RD-MC」を導入しました。

「RD-MC」の特徴

以前のICT施工では、街灯・街路樹・橋梁などの障害物を考慮し、基地局(TS)を設置する必要がありましたが、『RD-MC』は基地局(TS)が必要ない仕様になり、従来の作業フローを簡素化及び安定した施工精度を確保できます。

STEP1

GNSSで水平位置(切削機の施工位置)を特定

STEP2

機械制御ポイントと現状面までの距離を測定

  1. GNSS水平位置の現状面と設計の厚み(距離)をリアルタイム計算
  2. 機械制御ポイントと現状面までの距離を計測
  3. 機械制御ポイントから設計面の厚み(距離)までを合計して制御

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